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2013年11月20日水曜日

The United States:Race and Ethnicity


今日はあっしの大好きお話についてなんですが、熱く語りたいと思います。
   アメリカを留学先に選んだ理由の一つに人種の多様性が挙げられます。こんなことは説明するまでもないですが、ほんとにいろんな人(もう多様すぎて説明がめんどくさい!説明の放棄!)がいます。白人、黒人、黄色人種、赤人(ネイティブアメリカン)、茶人(インディアンとか黒人と白人のハーフ?)、もちろんそれらが複雑にミックスされたハイブリッドな人たちの国がここアメリカなのでしょう。 ニューヨークなんてその最たる例となる地です。なに系とかどんなルーツとか絶対に当てられないと言っても過言ではありません。もうミックスジュースです。もうバナナとかイチゴとかオレンジ、ぶどう、桃にライチに、キウイ、ブルーベリー、パイナップル。って、おい!  それルーツじゃなくてフルーツやないかい! つって、ね。 
    いやー、でもねやっぱそのミックスというかケミストリーというか交わり方が美しいんですね。造形美的に。混血は強いとか美しいって言いますけど ほんとにそう思います。イケメンと美女を生み出す錬金術なのでしょうか。あっしが書きたかったのはですね、アメリカにおける人種とか民族の詳細かつわかりやすい説明だったんですが、自分の知識と文才じゃ力不足でこのデリケートな問題を扱っている上で誤解を招きそうなので、学術的なアプローチよりもっと俗世間的な観点からなんか面白いこと書いていきたいなーって思ってたら前置きなっが! ナッガッ、前置き マジで。
     みなさんこの人ご存知でしょうか。ドラマ「プリズン・ブレイク」で主役を演じたWentworth Millerという俳優さんです。 顔立ちが整っていてくっきりしているためバズカットもとても様になっております。 この大正義ハンサム聖人のルーツを辿るとそれはそれはとんでもないことになっているのでした。さあ彼のルーツはどの様なものなのでしょうか? 答えは画像の下。

彼は父方にアフリカ系アメリカ人、ジャマイカ人、イングランド人およびユダヤ系ドイツ人、チェロキー族(アメリカンインディアンの一部族)そして母方にはロシア系ユダヤ、フランス人、オランダ人、レバノン系、シリア系の血筋を引いているそうです。
うーん、このハンサム。もうハーフとかクォーターそういうレベルじゃありませんね。納得のハンサムでした。
     
              女性の例も挙げておきましょう。 この人はなんだか忘れましたがたしか世界で一番美しい顔立ちの女性と称されていたと記憶しています。 みなさんご存知、歌手そして女優のBeyoncé Knowlesです。さてこの方は一見分かりやすそうにみえますがどうなんでしょうか。単に黒人と白人のミックスと言えるのか否か。


     父がアフリカ系アメリカ人そして母方にアフリカ人、フランス語圏ルイジアナのクレオール、スペイン人、遠縁にアイルランド系そしてまたもやチェロキー族の血が流れているようです。やはりどう頑張っても見た目からは判断できそうにないですね。
     
     てなわけで長ったらしいのでこの辺でお開きです。  昔は異人種間結婚は罪とか純血を守れとかおバカな了解があったみたいだけど今は違う。周りを見渡せばハーフ、クォーター、それ以上の血を継いでる子供たちでいっぱい。後先なにも考えずに楽観的で平和主義チックな能書きを垂れるとすると、こうして混血が進んで、人種の垣根が曖昧になってみんな同じ人間、だれも区別しない、区別できない、でもそれぞれが自分のルーツをリスペクトしていて、見た目じゃなくて考えや態度、外身よりも中身で張り合える世界になったら良いんじゃないかなって思いましたね、あっしは。 そんな世界の始まりをここアメリカに見いだしたとさ。 Peace.

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